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ハドソン湾会社(Hudson's Bay Company)

1670年にチャールズ2世よりルパーツ皇子と17名の投資家が特許を得た株式会社で、ハドソン湾に面した広大なテリトリーでの独占的な交易権を始めとする幅広い権利を与えられていた。 1763年のパリ条約以降フランスのライバル会社がいなくなって毛皮貿易での一層絶対的な地位を獲得した。もともとこの会社の利害は毛皮貿易にあったことから毛皮生産とは相入れない農業植民は阻止され続けた。コンフェデレーション成立後、ハドソン湾会社は1870年に広大なルパーツランドをカナダ政府に譲り渡し、30万ポンドとその肥沃地帯の土地の20分の1とを受け取った。本国政府に代わって西部を管理してきたハドソン湾会社の役割はこれで終わり、これ以降、西部カナダの最も重要なデベロッパーの一つとして発展していくことになった。今日ではウィニペグに本社を置き資源開発を始め多くの分野で事業を展開しており、特に流通業においては600の店舗を有するカナダ最大の小売企業グループを形成している。

(加勢田 博)

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