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ハリケーン・ハゼル

1954年10月5日にカリブ海で発生したハゼルは、ハイチやアメリカ東部諸州に大きな被害をもたらし、15日にはカナダ南東部に達した。カナダでの被災面積は30,000km2、死者数81名、家を失った世帯数4,000、被害金額1億3,755万加ドル(当時)と、史上最悪な災害のひとつとして、今も語り継がれている。河川の氾濫により、氾濫原に住む貧困層の被害が特に深刻であった。これを契機に、社会改良的な地域政策や都市政策が展開されるようになり、流域の開発規制や防災計画を織り込んだ地域計画や都市計画の策定が進んだ。2004年には、「ハゼル50周年集会」がトロントで催され、同市ハンバー川岸に、記念碑が設置された。

(藤田直晴)

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