北極海諸島

北米大陸の北部、北極海に存在する島嶼群を指す。最大の島はバフィン島(面積507,451km2)があり、ヴィクトリア島(217,290km2)、エルズミア島(196,236km2)と続く。面積400km2以上の島だけでも50を越え、島嶼群の総面積は132万km2以上に及ぶ。最北端はエルズミア島コロンビア岬の北緯83度07分、ここは地球陸域の最北端を成す。気候は極めて寒冷で、エルズミア島、デヴォン島、バフィン島の東部は広大な氷床に覆われる。全域がツンドラで、島嶼群の北半分では極度に寒冷かつ乾燥した気候のため植物が疎生し裸地が広がる。ここを高緯度極地帯、植物がやや密生する南の地域を低緯度極地帯として区別することがある。ジャコウウシ、ホッキョクグマ、ホッキョクキツネ、シロイルカ等がこの地域に生息する。所々にイヌイットの集落がある以外、人はほとんど定住していない。コーンウォリス島のレゾリュート・ベイは北極地域交通の拠点として機能する。

(小島 覚)

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