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カナダ農務・農産食品省(Agriculture and Agri-Food Canada:AAFC)

連邦政府内に、1867年カナダ建国時に設立された。1886年に実験農場システムが、1890年に乳製品監督庁がそれぞれ設置された。本省の使命は、カナダの経済発展に資するための農産物の育成・安定供給・競争を促進することにある。農産業向上のための研究は、農業の物理的・経済的面、生産物の検査・等級審査、作物・家畜からの病害虫防除等に集中される。家畜飼料・肥料・農薬の提供、価格安定や作物保障等の施策、消費者対策等も含まれている。本部はオタワにあるが、各地に試験農場(Resarch station)が設置され、それぞれ特徴ある栽培・飼育の開発・研究・検査・指導がなされている。また、各州の農務省(Department of Agriculture)や州立大学農学部との交流も極めて緊密、活発である。穀物の例では、ウィニペグ市に研究・検査に関する政府機関(Canadian Grain Commission)があり、カナダ小麦局(Canadian Wheat Board)や各地のエレベーターと密接に連携している。また、穀物がカナダの重要な輸出産物であることから、外務省・運輸省・通産省等の各機関とも密接な関係にある。

(草野毅徳)

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