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カリブー(Caribou)

北米産野生トナカイ。学名、Rangifer tarandus(Linnaeus)。語源はカナダのフランス語、おそらくは北米インディアン、アルゴンクィアン語の「掻く者」という意味のハリブ(xalib)に由来する。ヨーロッパおよびアジア北部のトナカイと同一種に属するが、カナダでは地域差にもとづく5亜種が認められる。カナダ北部のバーレン・グラウンドに生息するカリブーにおける雄の体長は平均180cm、肩高110cm、角長96cm、体重は110kgであるが、雌はこれより小さい。雄雌とも通常、枝角を持つが、毎年はえかわる。体色は暗褐色であるが、首部、臀部、蹄上部は白色となる。5~10万頭の群れとなり毎年季節移動をおこない、5~6月に凍土帯(ツンドラ)で出産期を迎え、9~10月に発情期を経て、冬には森林帯へと移動し、小集団に分散する。地衣類(トナカイゴケ)を主食とするが、草、ヤナギ等も食す。イヌイット、およびカナダ北部のインディアンにとっての経済的地位は高く、肉、毛皮、骨は食料、衣服、天幕、各種の道具として利用される。

(煎本 孝)

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