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憲法法・立憲条例・憲法条例(Constitution Act)

憲法法(けんぽうほう)とは、カナダ統治に関して、1791年と1982年にイギリス議会が制定した法律である。イギリス法では、憲法と法律を形式面で区別せず、カナダの憲法たる内容を法律として定めたため、この名称と訳語が用いられる。1791年法は、「立憲条例」「憲法条例」と訳されることがあるが、現在の日本語の意味における地方公共団体議会の定める法としての条例ではない。また、1982年法は、「1982年憲法」と訳されることもある。1791年法はアメリカ独立戦争を受けた英語系ロイヤリストの流入を背景として、それまであった単一のケベック植民地をアッパー・カナダ(現在のオンタリオ)とロワー・カナダ(現在のケベック)に分割し、それぞれイギリス型とフランス型の法・制度を承認したものであり、他方、1982年法は、現行カナダ憲法の一部を構成するものである(詳しくは、「カナダ憲法」参照)。

(佐藤信行)

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