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モントリオール(Montreal)

ケベック州南西部、セント・ローレンス川とオタワ川が交わる三角州に位置する、人口約100万人のカナダ第2の大都市。毛皮を求めて到来するフランス人と先住民との対立は17世紀にフランス軍が来るまで続き、1760年にイギリスの支配下に置かれてからも、経済の中心は毛皮取引であり、モントリオールは毛皮取引で発展したといわれる。その後、国際貿易と製品輸送の中心となり、19世紀後半から工業が主要産業となる。

今日では、貿易と工業とサービス業が、この国際都市の経済活動の中心である。19世紀初めにイギリスからの移民が増加し、他の国からの移民も多数入ってきたにもかかわらず、イギリス系人口が過半数を占めるに至った。しかし1867年以降はフランス系人口が過半数を占めることになり、現在に至るまで北米におけるフランス(語)系の都市としてユニークな文化を保持してきている。最近の特色としては、2001年からの5年間にカナダに入国した外国生まれの総数約111万人の15%近くがモントリオールを選んでいる。これらの移民がモントリオールの保持してきた文化をどのように変えていくのか、あるいはモントリオールのユニークさは不変か、議論の分かれるところである。

(飯野正子)

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