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ニューファンドランド・ラブラドル州(New Foundland and Labrador)

カナダ東端の州。ニューファンドランド島(11.1万km2)およびその周囲の多数の小島と、北側のラブラドル沿岸地方(29.3万km2)を合わせたもので、総面積40.5km2はカナダ諸島のほぼ中位にあたるが、痩せた土壌と寒冷な気候で、ほとんどが不毛の地である。しかし、沿岸にはグランドバンクスそのほかの浅堆(バンク)が並び、そこまで北上するメキシコ湾流の恩恵を受けて、世界屈指の好漁場が形成され、バイキング時代からヨーロッパの漁民には知られており、1497年ジョン・カボットによって発見されたという歴史上の記録以前から、ノルマン人、バスク人、ブルターニュ人らが競って来漁していたことは疑いない。カボットはここを「新発見島new founde isle」と呼んだが、これ以来、イギリスの公文書にNew Founde Launde、フランスのものにTerre Nouveと書かれるようになった。いまでは一語のNewfoundlandと綴り、発音もニューファンドランドとなっている。1949年カナダ第10番目の州となる。州都セント・ジョンズはトランス・カナダ・ハイウェイの終点。なおこの州だけはカナダやアメリカの当海岸標準時よりさらに30分早い。

(大島襄二)

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