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ノヴァ・スコシア州(Nova Scotia)

カナダ東部、沿岸諸州の一つで、おもにノヴァ・スコシア半島とケープ・ブレトン島(今目では橋で連絡)からなる。陸地面積は約5.3万km2。地形は概して低平で、標高 300m以上の地域はケープ・ブレトン島の北部に限られる。気候は冷涼湿潤で、おおむね北海道北部に類似する。歴史的にはアカディア地方の一部をなす。ノヴァ・スコシアの名称は、1621年にスコットランド人のウィリアム・アレキサンダー卿が、ラテン語で「新スコットランド」を意味するこの名の下に、アカディア地方全体の開発の特許を得たことにちなむ。その後イギリスとフランスの間で激しい勢力争いがあり、1755年にはアカディア人追放の舞台ともなった。1763年のパリ条約によって英領北アメリカの一部を構成する植民地となり、アメリカ合衆国成立後には、そこから多くの王党派の人々が移住してきた。1867年のコンフェデレーションには当初から参加し、今日に至っている。人口は約91万人(2006)で、近年は大きな増減はみられない。住民の多くは英語を母語とするが、ノヴァ・スコシア半島・ケープ・ブレトン島のそれぞれ西南部にはフランス語を母語とする人々が総人口の3分の1程度居住する。特徴的な産業としては水産業があるが、半面、製造業は不活発で、人口1人あたりのGDP(2006)は全国平均の約4分の3にとどまる。州都はハリファックス。

(山田 誠)

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