林産業

林産業とは、樹木の育成・伐採・製材およびパルプ・製紙に関わる産業全体を意味し、カナダ経済の重要な部門であり、主要な輸出部門でもある。416万km2に及ぶ広大な森林はカナダ全国土面積の45%を占め世界の全森林面積の10%に相当する。

北極圏を囲む1億6,600万km2の寒帯林は、世界の森林の約3分の1にも及ぶ。その約60%がロシアに、約30%がカナダに属する。カナダの寒帯林のうち伐採対象とされるのは年間約0.2%足らずで、公有林を伐採する企業は健康で自然な森林を再生させる義務がある。カナダの林産業界にとって、アジアは大切な輸出市場で、紙・パルプ・木製品などが中国・日本・韓国・インド等へ輸出されている。

林産業は水産業にも直結しており、水産業の健全な発展のためには林産業の健全な育成と管理は肝要である。カナダは水資源も豊富であるが、これも林産業の健全な管理運営と直結している。

(草野毅徳)

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